2023年、タリスマン・セイバー(U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Thomas B. Contant)(提供:海上自衛隊)

日米 拒否的抑止力の強化を確認 拡大抑止協議で防衛体制の連携深化

6月8日から9日にかけて東京で開催された「日米拡大抑止協議」が開催された。駐日米国大使館は2026年6月11日、X(旧Twitter)で、米国が日本防衛への関与を改めて確認したと発信した。

「米国は、核を含むあらゆる防衛能力を用いて日本を防衛するというコミットメントを改めて確認しました。日本は、平和の維持に貢献する米軍の部隊および活動への支援を改めて表明し、その支援が拒否的抑止力の強化に寄与することを確認しました」

一見すると、これまでの日米共同声明でも使われてきたお決まりの外交フレーズの組み合わせに見えるが、「拒否的抑止(Deterrence by Denial)」という言葉がこの文脈で明確に押し出されている点が、これまでにない実質的な前進を意味するといえる。

▶ 続きを読む
関連記事
那覇空港で航空自衛隊F-15の緊急着陸と主脚損傷が3週間内に相次ぎ、民間便にも影響が広がった。南西地域の防空任務を支える那覇基地では、高いスクランブル負荷と機体整備・再発防止が課題となっている
小泉防衛相は原子力潜水艦について、「選択肢を排除せず検討する」と表明した。長時間の潜航や高速航行といった利点がある一方、静粛性、法制度、世論などの重い課題も残る
インドネシアの大規模な森林・泥炭地火災を受け、陸自CH-47を搭載した輸送艦「くにさき」が到着した。自衛隊が海外でヘリによる空中消火を行うのは初めてで、約330人が現地機関と連携して活動する
小泉進次郎防衛相は、退職自衛官と家族を支援する新組織の創設に意欲を示した。隊員数が22万人を下回るなか、再就職や給付、医療・家族支援を一元化し、人材確保と離職抑制を図る
航空自衛隊は9月9日から、F-2A戦闘機3機を初めてインドへ派遣し、印空軍との共同訓練「ヴィーア・ガーディアン26」を実施する。日印戦闘機の相互訪問が実現し、防衛協力は陸海空で深化する