予測によれば、2030年代には日本の若年人口が「現在の2倍の速さ」で急激に減少し、少子化は逆転不可能な段階へと突入するという(Shutterstock)

家族という根っこ 数字の裏で私たちは何を失いつつあるのか

日本政府は今月、多様な性への理解増進を国家の施策枠組みに組み込む「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」の基本計画を閣議決定した。多様性の包容は、現代社会における普遍的な方向性である。

しかし、この潮流の中で、あるものが静かに変わりつつある——音も立てず、だが日増しに、月を追うごとに。

それこそが「家族」である。人類が途方もなく長い時間をかけて築き上げてきたこの制度が、今、何かしら根本的な部分から揺らぎ始めている。

▶ 続きを読む
関連記事
米海兵隊は韓国で、FPV攻撃ドローン「アーチャー」の実弾訓練を初めて実施した。低コストで精密な打撃を担うドローンを前線部隊に広げ、太平洋地域での抑止力強化を目指す動きとみられる
前任者のやり方をすぐに覆す? 『論語』の言葉から、権力を得たときに人が陥る罠と、真のリーダーに求められる「徳」の正体を紐解きます。真の変革を起こすための、時代を超えた教訓がここに
孔子はなぜ各国の政治を探ったのか?単なる職探しや名利のためではない――弟子・子貢の言葉から紐解く孔子の真の志と、「民の徳を厚くする」教化の本質に迫る。儒教の神髄が学べる必読の一章
歴史や先人の歩みを学ぶ意義は、単なる知識の蓄積ではなく、時代の波に流されない「生き方の基準」を得ることにあります。目先の富や権力に惑わされず、人として大切な誇りと真の豊かさを取り戻すための指針です
「自分より劣る者と友になるな」——『論語』の有名な一節に抱く違和感の正体とは?従来の解釈を鮮やかに覆し、孔子が本当に伝えたかった「君子の心得」を紐解きます。第一章との意外な繋がりに、学びの常識が変わります