論語の真義 「半部の論語をもって天下を治む」から語る
今日のこの時代において、儒教の古典である『論語』の名を耳にするとき、多くの人が疑問を抱くだろう。「これが、現代人にとって一体何の役に立つのか」と。
それは経済学のように、モデルやデータを教えてくれるわけではない。管理学のように、プロセスや制度を分解してくれるわけでもない。ましてや、自己啓発(成功学)のように、即効性のある見返りを約束してくれるわけでもない。
その結果、それは本棚の高い場所に奉られ、文化的アイデンティティの装飾品となるか、あるいは学術研究の一課題となるにとどまり、実際にページがめくられ、重視され、自己の拠り所(安身立命)として活用されることは極めて稀になっている。
関連記事
初めて日本を訪れ、京都・清水寺の回廊に立った著者が流した「理由なき涙」。それは失われた中国隋唐の息吹が、日本の日常に「仁義礼智信」として今も息づくことへの郷愁だった
中国が潜水艦発射型ICBMを太平洋で試射。核戦力誇示、軍内部統制、対米交渉戦略という三つの狙いを軸に、国際社会への影響とリスクを読み解く
比中仲裁判断から10年。日本や同志国が「法の支配」を訴える裏で、赤龍・中国共産党は国際法を嘲笑い、軍事化を強行している。法律を「支配の道具」と見なす彼らの本性と、人類壊滅を狙う驚愕の陰謀を暴く
キューバ革命とベネズエラの激変を検証し、過激な政治変革が単なる「赤貧」ではなく、格差の可視化や「道徳の空洞化」から生まれるメカニズムを解明。混迷する現代の西側社会や日本に警鐘を鳴らす