GettyImages/ANDREW CABALLERO-REYNOLDS

在宅勤務の便利さに潜む代償 心の健康への影響とは

何百万人ものアメリカ人が、毎日の通勤をやめ、キッチンテーブルで仕事をする生活へと切り替えました。そしてその代わりに、知らず知らずのうちに心の健康を犠牲にしているのかもしれません。

アメリカの労働者を対象に13年間にわたって実施された大規模な研究では、在宅で働くことが可能な人ほど、一人で過ごす時間が増え、心理的ストレスをより多く訴え、メンタルヘルスの治療を受ける割合も、出社して働く人より高いことが分かりました。

研究者らは、「これまでの多くの研究では、労働者は在宅勤務を望んでいることが示されています。しかし今回の結果は、在宅勤務が心身の健康にもたらす代償について、労働者自身が十分に認識しておらず、その影響は時間の経過とともに蓄積していく可能性があることを示しています」と述べています。

▶ 続きを読む
関連記事
スマホ依存から抜け出すカギは「自分で目標を決めること」にあった?強制されるより自発的な制限のほうが、使用時間を1日平均49分も減らせるという最新研究が話題です。ストレスなく画面から離れ、心のゆとりを取り戻すデジタルデトックスのコツ
なぜSNSの「いいね」から離れられなくなるのか? プリンストン大などの研究で、抑うつ傾向のある人ほど即時的な数字の評価や、ギャンブルのような報酬に惹かれやすい実態が判明。現代人が陥りやすいネット依存のカラクリと、抜け出す処方箋に迫る必読記事。
愛する人のうつを支えるうち、自分の心まで削れていないでしょうか。共倒れを防ぐセルフケアと境界線の作り方。
「もっと頑張らなければ」と自分を追い込み、失敗を恐れてしまうことはありませんか?実は完璧主義の広がりには、社会や経済、親からの期待も関係しています。なぜ私たちは完璧を求めてしまうのか、その背景と抜け出すヒントを探ります。
インスタグラムを長く使うほど、「自分の顔」を自分のものと認識しにくくなる?最新研究が示した意外な結果から、フィルターや「いいね」に囲まれる日々が自己認識や自信に与える影響、そして家族で考えたいSNSとの付き合い方に迫ります。