8月19日、カリフォルニア州オークランドで、Meta(メタ)の元エンジニア、アルトゥーロ・ベハール氏が証言後、連邦裁判所を後にした。Metaは、FacebookとInstagramを子供たちが依存するよう意図的に設計したとして訴えられており、米国の複数の州から大規模な訴訟を起こされている(Getty Images)

「子供の安全より利益」 米メタの元幹部が証言 ザッカーバーグ氏の企業文化を批判

米メタの製品部門の元責任者アルトゥーロ・ベハール氏は19日、カリフォルニア州オークランドの連邦地裁で証言し、同社が長年、利用者の安全より利用者数の拡大や利益を優先してきたと述べた。

企業文化の形成には、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が大きな影響を及ぼしたと指摘。ベハール氏は、カリフォルニア、コロラド、ケンタッキー、ニュージャージーの4州がメタを提訴した裁判で、2日連続で証言した。

訴訟では、フェイスブックとインスタグラムの製品設計が若年層の利用者を依存させる仕組みになっているほか、13歳未満の子供のデータ収集にも問題があると主張している。

▶ 続きを読む
関連記事
米国がイランへの二次制裁を拡大し、金融や海運など幅広い分野への圧力を強化した。イラン産原油の主要な買い手である中国では、銀行や金融システム、貿易への影響を中共内部で分析している
中・ネパール国境で大規模な鉄砲水が発生し、両国で死者・行方不明者が相次いだ。ネパールでは、中国側が上流の異変を把握しながら早期警報を出さなかったとの批判が広がっている
米国への不満から中国への接近を図る西側同盟国に対し、経済依存を武器化する中国の危険性を警告する論評。経済と政治を切り離せると過信し、過去の教訓を無視して中国を頼ることは、自らの弱点を晒す愚行だと説く
中国企業が高額な給与やペーパーカンパニーを使い、台湾の半導体技術者や先端技術を狙っている。台湾では2021年以降、中国企業17社が違法な人材引き抜きの疑いで捜査対象となった
米政権が発表した対イラン包括制裁「経済版Dデー」の実効性を検証。多国間協調の欠如や中国の抜け穴、米財政悪化のリスクを挙げ、過去半世紀の歴史から単独制裁の限界と世界経済への影響を分析した論評