(大紀元)

ICC赤根所長 「裁判業務への姿勢変わらず」 ジェノサイド条約未加盟の日本に法整備求める

国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長は8月、米国のトランプ政権による経済制裁を受け、オンラインで記者会見を開いた。赤根氏は、制裁によって日常生活に支障が生じていると説明する一方、ICCの裁判業務に対する姿勢は変わらないと述べた。またジェノサイド条約に日本が加盟していない現状について「正直に言って恥ずかしいレベル」であると指摘した。

米国務省のマルコ・ルビオ長官は、赤根氏らを制裁対象に指定し、ICCを「腐敗し、致命的に政治化した超国家的裁判所」と批判し、「悪意をもって権限を乱用している」と主張していた。

米国はICCに加盟しておらず、米兵や同盟国イスラエルの当局者に対してICCが管轄権を行使することを、国家主権の侵害や法の武器化に当たるとみている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国がイランへの二次制裁を拡大し、金融や海運など幅広い分野への圧力を強化した。イラン産原油の主要な買い手である中国では、銀行や金融システム、貿易への影響を中共内部で分析している
中・ネパール国境で大規模な鉄砲水が発生し、両国で死者・行方不明者が相次いだ。ネパールでは、中国側が上流の異変を把握しながら早期警報を出さなかったとの批判が広がっている
米国への不満から中国への接近を図る西側同盟国に対し、経済依存を武器化する中国の危険性を警告する論評。経済と政治を切り離せると過信し、過去の教訓を無視して中国を頼ることは、自らの弱点を晒す愚行だと説く
中国企業が高額な給与やペーパーカンパニーを使い、台湾の半導体技術者や先端技術を狙っている。台湾では2021年以降、中国企業17社が違法な人材引き抜きの疑いで捜査対象となった
米政権が発表した対イラン包括制裁「経済版Dデー」の実効性を検証。多国間協調の欠如や中国の抜け穴、米財政悪化のリスクを挙げ、過去半世紀の歴史から単独制裁の限界と世界経済への影響を分析した論評