ストレスで眠れない人へ 中医学の食養生とツボ押しセルフケア
臨床では、大企業の経営者や幹部が不眠を訴えて受診するケースがよくあります。1日に十数回も会議を開き、多くの従業員を管理するため、強いストレスを抱えています。以前、ある経営者は舌がやや赤く、口が乾き、理由もなくいつもイライラしていて、夜、横になってもなかなか眠れませんでした。
「体は横になっているのに、頭の中では考え事がぐるぐると渦巻いている」——現代医学では、こうした状態を、ストレスが過剰にたまり、神経が興奮し続けている状態だと考えます。中医学では「心火旺(しんかおう)」と呼ばれ、心神が落ち着かず、イライラしたり、口が乾いたり、睡眠が不安定になったりする状態を指します。このように、ストレスからくる緊張や不眠でお悩みの方には、中医学に古くから伝わる養生法の一つ、「甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)」を試してみることをおすすめします。
材料:炙甘草7g、浮小麦35g、大棗(ナツメ)10個を用意します。
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