ビタミンB12不足が老化の兆候に似た症状を引き起こす仕組み
60歳を超えていて、常に疲れを感じ、手足がピリピリし、なかなか治らない風邪に悩まされているとすれば、年齢のせいだと考えてしまいがちです。しかし、本当の原因は、体内にうまく吸収できていない可能性のあるビタミン、つまりビタミンB12であることも十分に考えられます。
ビタミンB12欠乏症の症状は通常の老化の兆候に似ているため、見過ごされやすい傾向があります。現在、新たな非臨床研究では、その理由として考えられる、細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアを正常に機能させるうえでのビタミンB12の役割が調べられています。
ミトコンドリアは、細胞内でエネルギーを生み出す小さな発電所として、体内で重要な役割を果たしています。ミトコンドリア機能の低下は老化を特徴づける現象の一つであり、ビタミンB12はエネルギー産生とミトコンドリアの健康の両方に直接関わっています。最近行われた2件の非臨床研究は、この関係を説明する手がかりとなっています。
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