2026年9月25日、米国を離れる習近平。搭乗時に足元がふらつき、彭麗媛に寄りかかるように支えられていた (Alex Wong/Getty Images)

習近平の健康問題に再び注目 訪米で5時間の休憩 専用休憩室も要求か

習近平は、外遊時の歩き方や映像から、健康状態に問題があるとの見方が広がっている。米メディアはこのほど、習近平の訪米に際し、中国共産党(中共)側がホワイトハウスに専用の休憩室を用意するよう求めたほか、立っていられる時間や歩ける距離、休憩を取るタイミングまで日程編成で考慮していたと報じた。メディア関係者は、習近平の健康問題が中共政局と世界の今後を左右する「核爆弾」になり得ると指摘している。

9月、習近平はインドで開かれたBRICS首脳会議に出席した後、米国を訪問した。いずれの外遊でも、専用機を乗り降りする際の様子が注目を集めた。習近平は足取りが安定せず、階段の上り下りでは妻の彭麗媛に支えられる場面が見られた。

ジャーナリストの矢板明夫氏は、彭麗媛氏が今や習近平の「杖」になっていると表現した。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘
中国共産党がチベットでドローンや顔認識、AIを組み合わせた監視体制を拡大している。法輪功学習者への監視や、生体認証・予測型警務、海外への統治手法の広がりも報告されている
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析