【分析】習近平はなぜ後継者を指名しないのか 毛沢東の教訓が示す権力継承の難しさ
中国の最高指導者、習近平が後継者を明確にしていないことが、将来の権力移行をめぐる不透明要因となっている。国家主席の任期制限を撤廃し、党と国家の権力を自身に集中させてきた習近平。長期政権を支える仕組みが強化される一方、その後の指導体制をどう構築するのかは見通せないままだ。
中国共産党史の研究家であり、ベテランジャーナリストの李肅氏は最近、新唐人の番組で、習近平が後継者を指名しない背景について、毛沢東時代の失敗を教訓としている可能性があると指摘した。後継者を選んでも、その人物が必ずしも権力を安定的に引き継ぐとは限らない。むしろ、後継者の指名が党内の対立を引き起こす危険もあるという。
李氏が注目するのは、毛沢東が後継者とした劉少奇と林彪の顚末だ。
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