ストレスとがんの関係性:医師がすすめる回復力を育む2つの方法
慢性的なストレスは、睡眠や食習慣、体の回復力にまで影響を及ぼすことがあります。ある患者は、昇進によって仕事量と絶え間ない重圧が増したあと、まさにそれを身をもって経験しました。仕事を離れてもくつろぐことができず、不眠が続くようになったのです。それから6カ月後、体調の悪さを感じて受診したところ、がんと診断されました。
ストレスだけでこの病気を引き起こしたとは言えませんし、ほとんどのがんは何年もかけて進行するものです。それでもこの経験は、長く続いた心身の負担が、自分の健康全体にどう影響していたのかを、彼に考え直させるきっかけとなりました。
台北の京禾中医クリニックで中医学のがん専門医を務める陳博聖医師は、こうした話は患者のあいだでよく耳にすると言います。
関連記事
いお茶やコーヒーをそのまま飲む習慣に注意。非常に熱い飲み物とがんリスクとの関連を研究が示しました
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します
庭先のタンポポが、がん研究の対象に。症例報告と前臨床研究が示す可能性とは
結婚は幸せだけでなく、健康にも影響するのでしょうか。最新の大規模研究では、結婚経験の有無とがんリスクに意外な関連があることが明らかになりました。その背景にある生活習慣や社会的つながりの役割をわかりやすく解説します。