2026年10月28日、カリフォルニア州サンタアナにあるオレンジ郡選挙管理事務所の郵便投票処理ボードエリアで、人々が封筒から投票用紙を取り出し、集計のためにスキャンする準備をしている(Apu Gomes/Getty Images)

米最高裁 中間選挙前日にカリフォルニア州の2万枚の投票用紙凍結を拒否

 控訴裁が拒否した後、連邦政府は非市民のものと疑われる2万枚の郵便投票用紙を分離するよう最高裁判事に求めていた。

米連邦最高裁は選挙前日の11月2日遅く、非市民による投票の可能性が高いと司法省(DOJ)が主張する約2万枚の郵便投票用紙を隔離するようカリフォルニア州に命じる同省の要請を却下した。 この緊急申し立ては、連邦地裁および第9巡回区控訴裁が同要請を退けた後に行われたものである。 最高裁は署名なしの命令において決定の理由を示さなかった。反対意見を述べた判事はいなかった。

D・ジョン・サウアー米訟務長官は同日の緊急申し立ての中で、判事らは早急に行動する必要があるとし、「カリフォルニア州が問題の投票用紙を合法的なものと混ぜてしまえば、問題の用紙を取り戻す方法はなくなる」と述べた。 また、同裁判の以前の判決における第9巡回区控訴裁の反対意見を引用し、「カリフォルニア州は、処理後の投票用紙を追跡する方法はないと認めている」と述べた。 カリフォルニア州の当局者は、DOJが作成したリストの正確性に異議を唱えた。

▶ 続きを読む
関連記事
JD・ヴァンス副大統領が、共和党の中間選挙敗北の主な原因を「イランでの戦争」と分析。既存エリート層による不法移民への恩赦推進を痛烈に批判し、今後の党のあり方を提示した
2026年米中間選挙で民主党が上下両院を制覇し、政権との「ねじれ」が生じる見通しとなった。物価高や支持率低下を背景とする大敗に対し、トランプ大統領は大統領令や拒否権で対抗する構えで、政治的停滞が懸念される
米中間選挙の行方を歴史的前例や世論調査の死角から分析。過去の先例を挙げ、議会勢力図の変動が必ずしも政権の終焉を意味しない本質を鋭く読み解く
ホワイトハウス公式文書に基づき、トランプ第2期政権の主要施策と実績を解析。国境警備、減税、エネルギー独立、DOGEによる行政刷新など、主要公約の実現成果を網羅的に詳解する
ミシガン州の上院選最終盤で、民主党のスティーブンス下院議員が共和党候補支持へ転換。反ユダヤ主義広告を巡る対立が引き金となり、党を揺るがす事態に。異例の寝返りがもたらす波紋を追う