長芋で手が痒くなる時の対処法

山芋長芋を調理する際に、手が痒くなることがありませんか?

ひどい場合は皮膚が赤く腫れ、痛みや熱さを感じる人もいるようです。このような状態を引き起こす原因は、山芋や長芋に含まれるシュウ酸カルシウムという成分。この成分は針状に結晶し、そのトゲトゲとした成分が肌に付着するため、痛痒くなるのです。暖かい時期は痒み成分が増加するので、夏場は特に痒くなります。

痒い時の対処法としては、以下の方法が効果的です。

1、お酢を塗る。シュウ酸カルシウムはアルカリ性なので、酸で中和することができる。手を洗って痒い部分にお酢やレモン汁などを付け、こするように揉んで水で洗い流すと効果的。塩でもみ洗いしても同様の効果がある。

2、痒い部分を温める。シュウ酸カルシウムという成分は熱に弱く、温水に溶けやすい。そのため痒いところを火の上で軽くあぶったりお湯に浸けたりすれば、早く痒みが引く。

3、米で擦る。痒みがある部分を米で擦って揉むと、痒みを緩和することができる。

予防法としては、生汁が直接皮膚に触れないように、調理する時には手袋をはめるといいでしょう。

(翻訳編集・玉木)

おすすめ関連記事:家庭で簡単にできる本場の中華料理レシピ16選