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中国河南省:洛陽市で、5600年前の火種保存器見つかる

 【大紀元日本8月3日】考古学者は最近、中国中部の河南省洛陽市で、5600年前に人類が使っていた火種を保存する器を発見。新石器時代の人類が火種を保存する謎が解けた。中国メディアの新華社は、「この発見は、中国新石器考古学における初めての発見」と伝えている。

 洛陽市文物工作隊の研究員・李徳方氏によると、考古学者はある新石器時代の遺跡を発掘しているときに、ある5600年前の「仰韶文化時期」の家屋の遺跡から、手作りの砂混じりの部厚い赤陶器を発見した。

 北京大学の考古学部の厳文明・教授はこの陶器を研究したあと、これは火種を保存するための器と断定。発見地点や陶器の材質、本体の特徴などを研究した結果、高温に耐えられる陶器であることが判明したという。

 中国メディアの報道によれば、この陶器は火災で廃墟となった家屋の釜戸のそばに置かれていた。同時に発見されたものに、釜や、たらいなどの生活用具がある。

 発見された陶器の口はとても小さいため、火種を入れた後、火を起こし、煙を排出するのに有利となる。陶器の腹部には、対称となる2つの穴があり、空気の循環と燃焼を手助けしている。底は平らではなく、1つの穴があり灰を排出し、少量の空気の循環を促す働きがあるとみられている。

 これらの特徴に加え、この器の使用方法から推測すると、専門家らは、「この器はいまのストーブ同様に、半永久的に火種を保存できる」と結論づけた。

 (07/08/03 10:28)  





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