【大紀元日本6月11日】6月8日から9日、中国南方の安徽省、浙江省、江西省、湖南省、広西チワン族自治区などが連日暴雨に見舞われた。
*湖南省6万人に被害
気象部門の観測によると、8日午後から湖南省懐化市、邵陽市、永州市、衡陽市、株洲市、長沙市などが大雨となり、9日午前8時までに同省では合わせて667ヶ所の郷鎮で大雨となり、185ヶ所の郷鎮で暴雨或いは特大暴雨となった。その中の懐化市芷(し)江県梨渓口の観測点ではその日の最大降水量が175・9ミリを超えたという。現在、雨は戸何周の大部分の地区で降り続いている。
9日午前までの暴雨により湖南省では45の郷鎮6万1500人が被害を受け、138戸の家屋が倒壊。直接経済損失は12万元以上であった。
最新の気象分析によると、今月12日前後に湖南省では再び雨が降るという。連日の強い雨で山体や土壌は大量に水を含んでおり、再び大雨で水浸しとなれば地滑りや土石流など山津波による災害の危険性が高まると考えられている。
*広西チワン族自治区
8日午前8時から9日午前9時まで、広西チワン族自治区柳州市、桂林市、鉄州市、河池市、百色市、防城港市、玉林市、北海市では大暴雨或いは特大暴雨になり、同自治区では計41の郷鎮で大暴雨となった。最大降雨量となったのは融水市ミャオ族自治県の懐宝鎮で261・7ミリ。
広西気象部門9日21時の発表によると、今回の強い雨と雷などの災害性のある天気は継続しており、この強い雨はこの先12時間で南に向かい移動すると予想されている。
気象部門は人々に対し、現地気象観測所の発表する最新気象情報に注意するよう呼びかけた。ある関連部門は局部地区の強い雨が山津波や地滑り、倒壊、都市や郷が水浸しとなり家屋が倒壊するなどを引き起こす恐れがあることから特に注意が必要と伝えている。
*浙江省
浙江省からのリアルタイム降雨状況観測システムからは、8日午前8時から9日午前8時までに同省110ヶ所の観測点で50ミリを超す雨が降り、最大降雨量は150ミリ近くであったと伝えられている。
浙江省気象台は、9日から10日まで浙北と浙中地区では空が暗くなりにわか雨や雷雨となり、暴雨となる。また大部分は大暴雨で、その他の地区でもにわか雨や雷雨となり、雨量は中等。一部暴雨となると予報している。
*江西省
8日の晩、江西省中北部では雷を伴う暴雨が広がり、22の県市で暴雨となった。気象部門の予測では9日から10日、同省中北部では暴雨が持続すると伝えられている。
江西省気象台データによると8日午前7時から9日午前7時、同省22県市で暴雨となり、58の県市では雷が発生したという。暴雨となったのは蘋郷市、宜春市、南昌市、上饒市西部と景徳鎮市南部。気象部門の観測では、同省152ヶ所の郷鎮で暴雨、16ヶ所で大暴雨となり、楽平市(ご)口鎮の147・6ミリが最大降雨量であった。
*安徽省
安徽省気象台は9日暴雨藍色警報を発表し、大別山山間部と沿江江南地方で暴雨となり、雨脚はこのまま強くなっていくと思われる。
9日午前に出された暴雨藍色警報はこの先12時間以内に安慶市、池州市、黄山市、銅陵市、蕪湖市、宣城市などで降雨量が50ミリ以上になるか或いは50ミリを超える雨が降る続く可能性があると予測している。午前11時最新の大別山山間部と沿江江南地方暴雨警報と安徽省天気予報によると、冷たい空気と暖かい空気が共に影響し、大別山山間部の南部ではすでに暴雨となっており、この先24時間、大別山山間部と沿江江南地方の雨脚は強まり山間部では山津波、土石流などの地質災害が起きやすくなるだろうと予想されているという。
*太湖流域
太湖流域は中国経済が最も発達し都市化が進む地区の一つである。流域内には上海、蘇州、無錫、常州など重要な都市が含まれている。特殊な地理に位置し、気候も特徴があることから太湖流域ではいつも梅雨の洪水、台風、高潮に遭い多くの災害の影響を受けている。同流域の水路網は隙間なく広がっており、水位が膨張し易く解消し難いため、洪水、冠水の災害が頻繁に発生し、洪水防止や干ばつ対策は困難である。
*蘇州市の入梅早まる
蘇州市気象台の専門家が、今年蘇州は2000年以来の早い梅雨入りとなったことを発表。例年に比べ、8日早く極端に早い入梅の年に入る。通常では、入梅が早い年は雨量も多く市街地では浸水や洪水が発生しやすくなる。梅雨入り後、降水は明らかに増加し強い雨、強風、雷などの災害起こり易くなる。
(翻訳・坂本)
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