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上海の直訴者・丁菊英氏(大紀元)

香港・中国冤罪同盟:上海当局、参加者らを拘留

 【大紀元日本1月2日】香港で開催した「中国冤罪者同盟」に出席した上海住民らは先日、上海当局に拘留、呼出、軟禁された。

  12月28日午後5時、上海住民・丁菊英氏は当局により拘留された。罪名は「社会秩序撹乱」である。冤罪者同盟に参加したため逮捕された最初の一人となる。そして、上海住民・張君令氏は29日に公安により呼び出され、王麗卿氏は自宅軟禁された。衛玉華氏、張兆林氏は尋問された、金月花氏も呼び出されたが、拒否した。

 丁菊英氏の夫の話によると、日曜日外出する際に浦東公安局に連行された。通達は「社会秩序撹乱」という名目と書いてあるが、期間は明記されなかった。いつまで拘留されるかわからないという。

 今年61歳の丁菊英氏は上海浦東区塘鎮の農民である。強制立ち退きされたことで上海での陳情を繰り返したが、官僚と悪徳解発商が手を組んだため、結果はなかった。その後、北京へ陳情に行ったが、報復の迫害を受けた。仕方なく、香港に渡り、冤罪を主張した。

 約39人の上海住民が12月9日に香港に到着して、一連の控訴を展開した。同時に香港警察総署で民間団体「中国冤罪者同盟」を設立手続きも行い、登録した。世界人権デーに抗議活動を行い、政府機関に手紙を渡した。この間、海外メディアの取材も受け、世界に冤罪を訴えた。

 上海政府は緊急会議を開き、香港へ行った全員を取り調べることにした。

 張君令氏は「政府上層部から調べる指示を出したらしい、29日に呼び出された、香港のことばかり聞かれた。撮影されたし、話も記録された。いろいろ聞かれたが、僕は答えなかった、この尋問は手続きもなく違法だから答えるのを断った」と述べた。

 29日夜、私服警官や役所役員ら8人が王麗卿氏を訪ね、話を聞いたが、拒否された。今毎日家の前に見張りの警官が配置され、王氏の行動は制限された。

 上海市虹口区政府と静安区政府が8年に渡って、王麗卿氏の個人住宅など計三ヵ所を押収した。今三人家族は3坪ぐらいの家しか残ってない、定年した父親は強制立ち退きに反対したため暴行され、何者かに押されて建物の三階から転落した。命に別状はなかったが、車椅子の生活になった。

 衛玉華は「家が押収された時に警察を呼んだが、誰も来ない。問題を解決してくれない。何年立っても解決してくれないから、自由の国で話すしかない」と言った。

 中国冤罪者同盟は香港の合法的な組織である。上海政府はこれらの問題を解決すべきだと同組織は要請している。

 また、中国冤罪者同盟の責任者瀋(女+亭)氏は上海当局にすぐ丁菊英氏を釈放するように要求している。同時に上海政府の報復が続く恐れがあるため、正義感あるメディアの関心を呼びかけている。

 
(記者・古清儿、翻訳・侍傑)


 (09/01/02 12:20)  





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