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オークションに掛けられる予定の鼠とウサギの銅像頭部(AFP)

清代・十二干支像がオークションに、「人権を改善すれば、返還も可能」=パリ

 【大紀元日本2月24日】1860年に清代の園庭「円明園」から流出した十二干支銅像のうち、鼠とウサギの銅像の頭部は25日、パリでオークションに掛けられるという。これらの文物の所有者は中国政府が人権を改善するならば、銅像を中国政府に返還する意思を示した。

 中国国内の弁護士85人がオークションの中止と中国への返還を求める声明を発表するとともに、パリ裁判所でオークションの中止を求める処分を申し立てている。

 中国政府の報道官は、これらの文物は戦争中、英仏連合軍に略奪された中国の貴重な物品であり、所有権は中国にあり、直ちに中国政府に返還すべきだと主張している。

 銅像を前所有者の世界的デザイナー、故イブ・サンローランから相続した人物は中国政府が人権状況を改善するならば、返還に応じるとの意思を示した。パリの裁判所は23日にも判断を下すという。

 円明園から流出した十二干支の銅像のうち、牛、猿、虎、豚、馬など5体はすでに中国に戻ってきており、龍、蛇、羊、鶏、犬など5体の銅像の頭部は現在、行方不明。十二干支の銅像はもともと、円明園の扇形噴水池に設置されており、各銅像はそれぞれの時間帯で噴水し、時刻を知らせることができるという。

 
(翻訳・編集/高遠)


 (09/02/24 02:01)  





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