【大紀元日本7月6日】国際宇宙ステーションの宇宙飛行士が6月12日、地球上にある火山の爆発を撮影した。火山灰と蒸気が形成した巨大な柱は衝撃波を形成し、空へと立ちのぼっている。この写真を見た火山研究専門家が、火山爆発の初期段階におけるいくつかの現象を捉えたこの写真に非常に興味を持ったとNASAは伝えている。
米科学専門サイト「ライブ・サイエンス」6月22日の掲載によると、この火山は千島列島の中部に位置する松輪島の芙蓉山で千島列島の中で最も美しいと言われている成層火山である。NASA声明では、火山から立ち上る煙の柱は褐色の火山灰と白い水蒸気で構成され、急速に立ち上っていく様は気泡を想像させると伝えられている。
火山の爆発がもたらす衝撃波は火山灰と水蒸気の柱の周囲の大気をえぐり空洞を形成する。火山灰上部の美しい笠は普通は、吹きあがる火山灰の柱によりすぐに消されてしまう現象だが、今回の爆発ではそれがはっきり確認されるという。
また、この写真は火山の爆発により形成される火砕流も捉えている。火砕流は高熱の火山灰と火山砕屑物が火山ガスと共に山の斜面を流れてゆく現象で、火口から噴き出した後、摂氏600度の高温で時速約130kmで流れ下り、樹木や田畑、建物などを飲み込んでゆく。
今回の爆発は比較的大きなものだったため、この付近を航空路とする航空機は火山灰による被害を回避するため航路変更を余儀なくされた。
(翻訳編集・坂本)
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