中国科学院副書記、米裁判所で有罪

【大紀元日本6月5日】法輪大法インフォセンターの情報によると、米国連邦ニューヨーク南区の地方裁判所は6月2日、中国共産党中国科学院党委員会副書記、中国科学院法輪功問題対応・指導班の副班長郭伝傑に対して、正式に欠席裁判を行った。郭伝傑は法輪功学習者への弾圧を率先して行ったことで、集団虐殺拷問の罪に問われ、被害者に訴えられた。判決によると、被告の郭伝傑は原告にもたらした傷害と経済的な損失に対して、賠償を命じられた。

原告の一人の劉静航はかつて中国科学院の上席研究院だったが、法輪功の修煉を放棄しなかったため、三回家宅捜査され、六回も逮捕された。監禁中、劉氏は「大」字にされ、特製ベッドに縛られたり、長時間の強制労働を課されたり、洗脳されたりした。中国科学院では少なくとも27名の職員は法輪功修煉のため迫害を受けているという。

今回の判決を受け、原告の代理人を務める韓淑恵氏は、「暴力で人々に『真・善・忍』への追求をやめさせることは必ず失敗に終わる。これからますます多くの事実が明らかにされ、近い将来、この弾圧に対して公正な判断が下されるであろう」とこの判決結果を歓迎する意を表した。

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