真善忍国際美術展 作品鑑賞の解説

【大紀元日本8月29日】西洋絵画技法において、初心者はまず対象物の外形(正確な比例、構造、造形透視を含む)を、次に立体感及び空間のバランスをしっかり把握することが要求されます。そのほか、対象物の質感を把握することも重要です。例えば、人間の肌を描く場合は木材や金属のように描いてはなりません。これらの基礎を会得してから創作の段階に進むことができるのです。作者は絵を観賞する人々に自分の意図を伝えるために、絵画の内容をよく考えてから構図を作っていきます。しかし、最も難しいことは、作品に精彩で人々の心を感動させるような生命力を注ぐことにあるのです。

「真善忍国際美術展」(*)で展示された李圓(リー・ユェン)氏の作品「中原(黄河中流・下流の地域、)の難」は、基礎がしっかりしているうえに、さらに真に迫る画面と感情表現の素晴らしさが人々を感動させます。

この作品は上下左右対称の十字形構図を取っており、バランスよく落ち着いた荘厳な作品です。十字は西洋の宗教で「殉教」及び「犠牲」の内容を連想させ、作品の内容と非常に合致しています。色彩的には、明暗がはっきりしている背景を選び、真ん中の主役を強い光で照らしています。このような描き方は17世紀のバロック絵画方式で、イタリアのカラヴァッジオ及びオランダのレンブラントなどが代表的な画家です。強烈な明暗対比が作品の主題、悲しく痛ましい情況をさらに強調しています。

▶ 続きを読む
関連記事
生姜は冬に役立つ食材ですが、使い方によっては体の温かさを外に逃がしてしまうこともあると考えられています。酢と火の入れ方を工夫した、生姜焼きの一例を紹介します。
三日坊主で終わる目標を、今度こそ「続く習慣」に変えたい人へ。意志力に頼らず、自分自身の心理を味方につける発想とは? アイデンティティ・言葉・感情の3つから、無理なく変わり続ける実践的ヒントを解説します。
立春は、体が冬から春へ切り替わる途中にあります。不調が出やすいこの時期は、無理に補うより、季節に出回る食材を使い、体の流れを整えることが助けになると考えられています。
外遊びはただの気分転換ではありません。骨や免疫、集中力や心の強さまで育てる理由を科学的に解説。安全と成長を両立させる、親が知っておきたい屋外遊びの本当の価値がわかります。
毎日飲むコーヒー、その一杯は本当に安心ですか。健康効果の裏に潜む化合物とリスクを整理し、選び方・淹れ方で不安を減らす実践的なポイントを、研究結果をもとにわかりやすく解説します。