人権弁護士高智晟氏、民主・中国をリードする人物と高い評価
【大紀元日本12月27日】昨年末から中国共産党を離脱する熱波がますます広がり、現時点までに約660万人が大紀元サイトで脱共産党の声明を発表したことに伴い、中国共産党が崩壊した後の社会再建が議論され始めると、一部の人は中国共産党の代わりを務める政治勢力とリーダーシップを存分に発揮できる指導者がいないと憂慮している。この問題について、国際社会の民主家らは、中国著名の人権弁護士・高智晟氏を、中共政権が崩壊後民主中国をリードできる最適人選と賞賛し、これまで正義を正すために、絶対的な経済力を背景に官僚と癒着する社会強権や、場合によっては共産党の権力組織とその幹部らと法廷闘争を繰り返してきた高弁護士の勇気の行動と高い道徳良知感を高く評価した。高弁護士は、中国首脳部に3回も公開嘆願書を進呈し、中共当局による法輪功に対する集団迫害の違法性を訴え、残酷な鎮圧を一刻も早く止めるようと要請したことで、中国国内外で大きな反響を引き起こした。
89年の「天安門事件」学生民主運動を導いた周鋒鎖氏や、法律学者・袁紅氷教授、「ネット文摘」責任編集者・徐水良氏、「中国事務」責任編集者・伍凡氏、著名人権弁護士・郭国汀氏などはこのほど、高弁護士の勇気ある行動を中国共産党の独裁に対する強力な挑戦として高く評価し、高弁護士を「中国国家の未来を担う最適な人選」と称賛し、国際社会に対しこの歴史的な重要転換点において勇士に力強い支援を送り、中国が民主国家の道を歩みだす後押しを呼びかけた。
89年「天安門事件」の生存者・周鋒鎖氏は大紀元に応じる取材の中、「高弁護士は命の危険を承知の上、闇に包まれる法輪功集団迫害の真相を全世界に明かし、国際社会に、中国の経済発展と新しい首脳陣の執政にも関わらず、共産党が持つ国民を虐殺する体質が変えることができないというメッセージを発信した」と述べ、「拝金主義と極端な私利主義に陥り、人間性と道徳観が失われている現在の中国社会で、愛と勇気に満ちあふれ、困難と危険から逃避せず、極限に挑戦する熱血精神の高弁護士の姿に心を打たれた」と讃えた。