WHO:中国に鳥インフルエンザのサンプルを求める

【大紀元日本1月2日】世界保健機関(WHO)は、H5N1型鳥インフルエンザ感染し3人が死亡したと発表した中共政権に対して、鳥インフルエンザ感染情報にかかわるウイルスのサンプルを提供するよう呼びかけた。博訊ネットが伝えた。

中国衛生部は29日、福建省の女性(41)が12月21日に鳥インフルエンザ・ウイルスH5N1に感染し死亡したことを発表した。これを含めて、中国ですでに7人が鳥インフルエンザに感染し、うち3人が死亡した。今回死亡した女性の居住地で家畜類の鳥インフルエンザ感染の発生が確認されておらず、感染ルートは不明である。

WHO駐北京事務所のワディア氏は、小範囲で発生した鳥インフルエンザを適切に対応するのが極めて困難のため、感染ウイルスのサンプルの共有が非常に有効な措置であると述べた。

しかし、中共政権は先週、サンプルの提供を拒否した。ワディア氏は、中共政権の対応が「世界各国が感染予防のための努力を阻んでいる」と中共を厳しく批判した。

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