北極イヌイット、女児が男児の2倍の村も 化学物質が原因

【大紀元日本9月17日】北極圏に住む原住民イヌイット(エスキモー)族の居住区では、女児の出生率が男児を大幅に上回っている村があり、PCB等の化学物質が蓄積された魚や肉を日常的に食べていることが原因だと考えられている。

北極モニタリング・アセスメント計画(Arctic Monitoring and Assessmennt Programme/略称AMAP)に参加している科学者が明らかにしたところによると、北極圏に住む女性の血液中から、人類のホルモンに似た化学物質が検出されたという。これらの化学物質は、発がん性を持つだけでなく、人の神経系、生殖系に影響するPCB(ポリ塩化ビフェニール)やDDT農薬、防火剤などで、風や河の水を通して北極圏に入り込み、食物連鎖の中に蓄積され続け、最後に魚や肉を主食とするイヌイットの人々の血液中に入ったものと考えられるという。

調査によると、北極圏の妊婦の血液中にはこれらの化学物質がかなり多く含まれており、胎盤をとおして胎児に運ばれ、数週目の胎児の性別を変えてしまうという。ある村では、生まれた女児の数が男児の2倍という現象も起きている。

▶ 続きを読む
関連記事
数百年を生きるグリーンランドサメの目は、200歳を超えても衰えていなかった? 最新研究で判明した、老化しない網膜と強力なDNA修復機構の驚くべき実態とは。人間の視力低下を防ぎ、加齢に伴う眼病治療の未来を変える潜在能力に迫ります
良い人生とは何か。快楽、意味、徳という古代哲学の問いを、炎症や寿命、細胞の反応から見つめ直します
非利き手で歯磨きや文字書きをすると、脳はいつもより働きます。集中力と神経可塑性を高める小さな習慣を紹介します
茶道に息づく「一期一会」の精神を、日常の何気ない所作や東洋思想の「仁」と結びつけて紐解くエッセイ。二度と戻らない「いま、目の前の瞬間」に全身全霊で向き合うことの尊さを静かに問いかけます
食事抜き、睡眠不足、トイレの我慢。忙しい人が見逃しがちな過労のサインと、体を守るセルフケアを紹介します