【文化論エッセイ】経世済民

【大紀元日本12月23日】わが国は、一説によると隣国である中国と2600年の付き合いがあり、その文化的な恩恵に浴するところは、奈良飛鳥時代の大宝律令を始めとして、火を見るよりも明らかである。

身の回りを見ても、日本人が愛してやまなく、今や日本独自の文化ではないかと思われるぐらいの餃子とラーメン、日本語表記中の漢字(本家では皮肉なことに簡体字になってしまったが・・)、亡国の遊戯として発明された麻雀などなど枚挙にいとまがないくらいだ。

しかし、清朝から最近では80年代の改革開廟xun_ネ降、日本から中国へ輸出された文化もある。その代表的なものが「経済」という概念だ。これは、中国の隋朝時代に著された古典『文中子』に見られる「経世済民」がその元となっている言葉なのだが、その本来の意味は「世を経(おさ)めて、民衆を救う」ということで、広くは国政を意味し、今のような貨幣利殖というような、物質的な繁栄という限定的な概念ではなかった。

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