中共を解体しない限り、迫害は制止できない
【大紀元日本7月28日】7月20日で中国共産党(中共)による法輪功への迫害が丸10年になった。現在に至って、『九評共産党』が伝播するにつれ、多くの人々は、中共こそが諸悪の根源であり、中共を解体して初めて、迫害を制止できると分かってきた。
理由として第一に、中共のみが法輪功を弾圧する動機を持っている。法輪功はすでに世界の114の国と地域にまで伝わっており、人々の健康改善と道徳の向上における効果は誰の目にも明白であり、このような効果は、如何なる正常な社会の執政者にとっても願ってもない素晴らしいことである。中共の元総書記・江沢民が法輪功弾圧を決定したのは、嫉妬と恐怖からであった。江沢民が嫉妬したのは、億を超える人々が法輪功に引きつけられ、しかも敬虔で一途なことであり、恐れたのは、法輪功の巨大な道徳的感化の影響力である。言い換えれば、最も邪悪な人物、最も邪悪な政党だけは道徳を敵として、「真・善・忍」を敵として、人々が心身ともに恩恵を受ける功法を敵として選んだのである。法輪功が広く伝わっている現在の世界を見渡す限り、中共だけが弾圧し迫害しており、このこと自体、中共だけが法輪功を弾圧する動機を持っていることを明示している。
次に、中共のみが全面的に法輪功を弾圧する手段を持っている。法輪功を迫害する過程では、公安による逮捕、検察院による起訴、裁判所による非合法な判決、司法部による弁護士への弁護禁止令、メディアによるでっち上げ、スパイによる情報収集、外交上での脅迫、外国政府に対する取引、労働教養所での不法拘禁などなど、このすべてに後ろ盾として経済的支持と軍隊及び警察の暴力機関が係わる必要がある。言い換えれば、国家機関全体は高度な協調性をもって運営しなければならず、僅かでもお互いに制約してはならないのである。江沢民はすべての法律、行政法規、行政部門を凌駕するものとして、「610弁公室(法輪功取締本部)」をもってそのことを実現した。しかし、正常な社会においては、真相を明らかにする自由なメディアがあり、弁護士も弁護でき、裁判所も公正な判決を下すことができるため、このような弾圧は起こり得ない。だからこそ、全面的に法輪功を弾圧する手段を持っているのは中共のみであると言ったのである。