新型インフル感染拡大、韓国政府、対策を急ぐ

【大紀元日本9月4日】韓国・疾病管理本部は先月27日の時点で、新型インフルエンザの感染患者が3705人、3人が死亡したと発表した。これを受けて、韓国政府は先月29日、年内のうちに、1000万人にワクチンを接種することを決定し、感染が急速に広がった場合は全国範囲で学校を休校にすると発表した。

また、清瓦台(チョンワデ、大統領府)では、3カ所の出入口すべてに、固定式の熱感知カメラが設置された。通過者に37.8度以上の熱が感知されたら、医療スタッフの検査を受けなければならない。見学者が出入りする場所には、耳式体温計と、手の洗浄機が置かれ、防御を強めている。李明博(イ・ミョンバク)大統領と主要参謀が新型インフルエンザに感染する事態を防ぐためだという。

一方、韓国ではパンデミックを警戒して、大型のイベントが相次いでキャンセルされている。今月22~27日に開催する予定だった「男寺党(ナムサダン)バウドギ祭り」、9月23~27日の「忠州市(チュンジュシ)武術祭」、10月25日の「文化体験祭り-ウェルカム・トゥ・アジア」は、すべて取り消しとなっている。

(記者・文龍、翻訳編集・余靜)

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