住居地奪還を図る漁民に 機動隊が弾圧=浙江省

【大紀元日本12月20日】浙江省舟山市岱山県に位置する鼠浪島で11月30日、現地政府の契約違反を不服とした数百人の漁民らが、封鎖された住居地に戻ろうとした。それに対し、政府当局は武装機動隊と警察犬を出動させ、漁民12人を連行。

中国大陸の最東端に位置する鼠浪島は、漁業資源が豊富な港。約2500人の漁民が島で暮らしていた。07年、鼠浪島で不動産開発を狙った大手企業は、現地政府と契約を交わし島を買収した。当時、現地政府は島の漁民に対し、立ち退きの代償として隣の島に新しい住宅を与える、漁民一人につき1万元の引っ越し代や年寄りに毎月300元の補助金を支給するなどと約束していた。

立ち退きを強要された漁民らは隣の島の約束された住居に引越しした。しかし、そのうちの14棟の建物は、複数の大きなひびが入り、「危険建築で居住できない」と建築検査機関に認定された。また、漁民らは政府が当時約束した引っ越し代や補助金をもらえなかった。新しい住居から出ざるを得ない漁民らは11月30日、元の鼠浪島に戻ろうとしたが、島はすでに当地政府によって封鎖されていた。島に上陸しようとする漁民に対して、機動隊が弾圧した。

▶ 続きを読む
関連記事
コンゴ民主共和国政府は29日、未加工の銅精鉱およびコバルト精鉱の輸出を禁止する新法令を即日施行し、原料の輸出を制限することで国内での鉱物加工を促進し、付加価値を高め、採掘による収益をより多く国内に留めることを目指している
トランプ米大統領は6日、米軍がかねてイランに対し「第二次世界大戦以来最大規模の打撃」を加える準備を整えていたものの、イラン側当局者から自ら交渉を求める連絡があったため、軍事行動を見送ったと明らかにした。
中共が米人権団体「中国人権(HRIC)」を制裁対象に指定した。HRICは強制労働問題への取り組みに対する「公然たる報復」と非難し、制裁を「名誉の証」と表明
カナダの通信技術の象徴だったノーテルはなぜ失速したのか。国防相が破綻の教訓を踏まえ、外国勢力による知財流出リスクへの警戒を強化するよう呼びかけ。ファーウェイ台頭期との重なりに注目する
OpenAIのAIエージェントが社内テスト中に秘密の掲示板を作り、ハッキング手法や制限を突破する方法を共有していたことが明らかになった。その後、Hugging Faceのシステムにも侵入。AIの自律性がもたらす新たなサイバーリスクに懸念が高まっている