WHO調査:帝王切開による出産、中国がトップ

【大紀元日本1月19日】WHOが先日発表した報告書によると、中国の新生児の半数近くは帝王切開で生まれており、この割合は世界でトップだという。医学ジャーナル「ランセット」(電子版)が12日、掲載した。

WHOは07年から08年にかけて、アジアで生まれた新生児1万1千人を無作為に抽出し、出生時の調査を行った。調査の対象となったのは、カンボジア、中国、インド、日本、ネパール、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナムの9カ国。中でも帝王切開の割合が高かったのは中国で、46%と世界でダントツのトップ。報告書は、そのうちの4分の1が必要のない手術で、手術料の高い帝王切開を好む病院が多いことを指摘している。

また、報告書は、アジアで行われる帝王切開のうち、60%は経済的誘因によるものと指摘。占い師と相談して縁起のいい出産日や時刻を「人為的に」指定する女性や、自然分娩による痛みを恐れる女性が帝王切開を希望するケースなども挙げている。同報告書の共著者メーチン・ガルメゾグル博士(Metin Gulmezoglu)は、「手術は比較的安全だが、妊婦は(帝王切開が)自然分娩くらい安全だと誤認している」と話している。

同報告書によると、医学的に不必要な手術を受けた女性は死亡、あるいはICU(集中治療室)に収容されるケースも多く、輸血を必要としたり、合併症になったりすることもあるという。また、帝王切開で生まれた子供は、呼吸器系統の疾病にかかる可能性が高いことも指摘されている。

(翻訳編集・市村)
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