【呉校長先生の随筆】 ーあだ名大作戦ー

【大紀元日本12月13日】誰でもあだ名を持っている。私が最初に生徒たちにつけられたあだ名は、名前(雁門)にちなんで、「アヒル」。変わったあだ名だったが、少なくとも朱先生の「エロ男(エロオ)」よりはマシだと思った。

あだ名を作ってはからかう生徒たちの中で、毎朝7時に登校する3年生の林くんは特にいたずらが好きだった。学校に着くと、真っ先に私のオフィスへ直行し、私を観察する。これが2週間も続き、まるで「教育と補導理論」の実務試験で私の実力を試しているかのようだった。いつものように、林くんの視線を感じた私が机から顔を上げると、彼は「アヒル」と大声で叫びながら早足で逃げた。途中で何度も「アヒル」「アヒル」と叫ぶのだ。少し耐えられなくなった私は、彼のいたずら好きな習慣を変えてやろうと考えた。

次の日の放課後、私は林くんをつかまえると、少し怯えた様子の彼の肩を押さえながらオフィスに連れて来た。オフィスに入って窓を閉め、ドアをロックする私を見て、林くんは顔を真っ青にしてもう2度と冗談は言わないと素直に謝った。私は、「冗談を言っても大丈夫だよ」 と返事をした。

▶ 続きを読む
関連記事
ギネス認定の「世界一高価なお米」金芽米。1kg1万円超の価格にもかかわらず、実は利益は出ていないという。日本米の価値を世界に伝えるために生まれた、その驚きの背景とこだわりを追う
春は肝と心のバランスが乱れやすく、不眠やイライラが起こりやすい季節。トマトや牛肉などを組み合わせた五行食養により、気血を補い、心の火を鎮め、安眠と精神の安定をサポートします。
「遺伝だから仕方ない」と思っていませんか?実は健康や老化の多くは、日々の食事や習慣で変えられる可能性があります。最新のエピジェネティクス研究から、長寿につながる生活の選び方と、今日から実践できるヒントをわかりやすく紹介します。
爪の白い点=カルシウム不足、は誤解? 実は「別の栄養不足」のサインかもしれません。
台湾の最北部に位置する無人島基隆嶼(キールンしょ)は基隆市の沖で最も象徴的なランドマークです。夏季予約限定の基隆嶼ツアーに参加して、基隆の海を見守り続けてきた無人島、基隆嶼へ、上陸観光に出かけましょう!