中国古典『三字経』、「現代中国社会への適応能力」を低下させる?

【大紀元日本1月7日】中国山東省教育庁は、『三字経』や『弟子規』など中国に古くから伝わってきた児童向けの啓蒙教材の原文使用を禁止する通知を出した。当庁は『三字経』の論理に従って育成された学生たちは、「現代中国社会に適応することが難しくなる」と主張し、「かすを捨てて,粋を取る」方針で「不良内容」を取り除いた上で使用しなければならないとしている。

『三字経』は中国に現存する児童向けの啓蒙教材として最古のもので、影響力も最も大きい。『三字経』は、人と接するときに備えるべき「仁義礼」、社会を生き抜く「智信」など、人間としての基本を大切にすることを中心とし、幼児・児童の道徳や教養を育むための教科書として愛用されてきた。その内容は歴史、天文、地理、倫理、道徳、民間伝説に及ぶ。

さらに同著は、1990年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)より「世界児童道徳叢書」に指定された。『三字経』が児童道徳叢書の手本として、全人類の共通文化遺産となったわけだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国石油タンカーが今週、ホルムズ海峡の入り口付近でイラン軍の攻撃を受けた。イラン戦争勃発以来初めて。中共当局は中国船と認めず、専門家からは、当局が事件の影響を抑えようとしている可能性があると指摘
北朝鮮が憲法を改正し、「祖国統一」など南北統一関連の表現を全面削除。金正恩の核兵器使用権限も明文化した。専門家は、金王朝体制の永久化と対米交渉を見据えた戦略転換だと分析している
フランス製の象徴玩具「キリンのソフィー」が実際は中国で製造していたとフランスメディアが報じ、当局が調査を開始。ブランド表示の実態に疑問が広がっている
イランをめぐる戦争の影響で石油関連製品の輸送が滞り、アジア各国でプラスチック不足への懸念が広がっている。日本石油化学工業協会が最近発表したデータによると、国内のエチレン設備の稼働率は68.6%まで低下し、過去最低を記録
5日夜、複数のネットユーザーが投稿した写真によると、米シークレットサービスの車列が、北京首都空港高速道路や三環路付近を走行していた