<気になるネット中国語> 江沢民の死を恐れる「610弁公室」

【大紀元日本7月10日】オーストラリアの有力紙シドニー・モーニング・ヘラルドが8日、このようなタイトルの記事を掲載した。「Beijing rules : don’t speak ill of Jiang」。ユーモア感たっぷりの記者は「ill」の多くの意味と用法を利用して、「北京のおきて:江の病気/悪口を言ってはならない」という2つの意味をタイトルに持たせ、シャレを効かせたのだ。

その江沢民・前国家主席の「病気」と「悪口」は先週、世界中のメディアを賑わせた。たぶん誤ったであろう「訃報」に中国の民衆は喜び、爆竹まで鳴らして祝った。ここまで憎まれる彼の数々の「ill」(もう1つの意味「罪悪」)のうちもっとも重大なのは法輪功への迫害といえよう。そして、その迫害の中心的な役割を果たしているのが、「610弁公室(オフィス)」なのだ。

「610弁公室」は1999年6月10日、江沢民が「法輪功取締機関」として設立し、江沢民と、同機関の責任者の直接命令のもとで、法輪功学習者への集団弾圧を行う組織である。共産党直轄の同組織は法律をしのぐ権利をもち、それによる法輪功学習者への迫害は恣意性と残忍さを極める。いわば秘密警察のような「610弁公室」は、国内における法輪功学習者の情報収集・世界にわたるスパイ活動・脅迫・拷問・殺害・臓器狩りなど、あらゆる悪行を闇で行う。これらの残虐な行為により、現在確認されただけで3400人以上の法輪功学習者が死亡している。

そして今、「610弁公室」の親分である江沢民や「610弁公室」の責任者・羅幹らは、日本を含む16カ国で集団虐殺罪などで起訴されている。すでに地獄の扉が開いた江沢民にとっては、待っているのは地獄での裁きであろう。

(張凛音)
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