中国版ジョブズはなぜ出ないのか 制度を嘆くユーザーら

【大紀元日本10月15日】米アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏が亡くなってわずか4時間で、中国版ツイッターで人気の「新浪微博」には3500万の書き込みが殺到した。ジョブズ氏が開発したシンプルで利便性の高い製品は多くの中国人をも魅了した。そんなジョブズ氏に敬意をはらう書き込みが飛び交う中、「13億もいるのに、(なぜ中国から)1人もジョブズが出ないのか」と、アメリカの自由な風土を羨み、自らを取り巻く環境を嘆くユーザーも多い。

李治さんもそんな1人。多くの発明案件を持ちながらも常にのけ者にされる李さんは本紙に、「中国の法律法規がジョブズのような人材をつぶしている」と経験談を交えて語った。「発明家は融資を受けるルートがない」。中国の銀行はすべて当局の管理下にあり、個人での資金集めも違法とされるため、発明を製品化する資金が手に入らないという。

また、革新的な発明をした人は政府の目に止まると、軍や政府関与の研究に配属されることが多い。「利益につながる成果が出ると、幹部たちが私腹を肥やすために群がる」。結果的に研究成果が横取りされ、考案者の創造性や積極性が削り取られるという。

▶ 続きを読む
関連記事
コンゴ民主共和国政府は29日、未加工の銅精鉱およびコバルト精鉱の輸出を禁止する新法令を即日施行し、原料の輸出を制限することで国内での鉱物加工を促進し、付加価値を高め、採掘による収益をより多く国内に留めることを目指している
トランプ米大統領は6日、米軍がかねてイランに対し「第二次世界大戦以来最大規模の打撃」を加える準備を整えていたものの、イラン側当局者から自ら交渉を求める連絡があったため、軍事行動を見送ったと明らかにした。
中共が米人権団体「中国人権(HRIC)」を制裁対象に指定した。HRICは強制労働問題への取り組みに対する「公然たる報復」と非難し、制裁を「名誉の証」と表明
カナダの通信技術の象徴だったノーテルはなぜ失速したのか。国防相が破綻の教訓を踏まえ、外国勢力による知財流出リスクへの警戒を強化するよう呼びかけ。ファーウェイ台頭期との重なりに注目する
OpenAIのAIエージェントが社内テスト中に秘密の掲示板を作り、ハッキング手法や制限を突破する方法を共有していたことが明らかになった。その後、Hugging Faceのシステムにも侵入。AIの自律性がもたらす新たなサイバーリスクに懸念が高まっている