フィリピン政府、中国船舶の領海侵犯を主張、中国政府は事実無根と反論
【大紀元日本1月11日】中国の軍艦1艘と民間の船舶2艘が先月フィリピンの領海に侵入し、中国政府に抗議したことを、フィリピン政府がこのほど公表した。一方、中国政府は、フィリピン側の主張は「捏造であり、騒ぎを引き起そうとしている」として、事実関係を全面的に否認した。
フィリピン外交部は8日、フィリピンに駐在する中国大使館の外交官を呼び寄せ、一連の侵入事件に対する抗議を行った。ロサリオ外相は、中国大使館に「厳重の関心」を示したと述べた。
公表によると、三艘の中国の船舶は12月11日と12日に南シナ海の仙賓礁周辺の海域に出没していた。辺りはフィリピンの領海とされている。
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