【ニューヨーク通信】 災害後のサンクス・ギビング

【大紀元日本11月24日】アメリカのサンクス・ギビングは、日本の正月の様に家族や知り合いなどが遠方から一同に集まる大切な祝日だ。

しかし今回は、ハリケーン・サンディの直後でもあり、複雑な思いが入り混じった祭日となった。

少し離れたところでは、浸水でいまだに家に帰れず仮住まいを送っている人たちがいる。地元のコミュニティーでは、そんな被災者のために寄付を募ったり、食料や日用品などを提供していた。

招かれた家でターキー(七面鳥)を食べながら、洪水がどこの浜辺をめちゃくちゃにし、建物や道路を壊してしまったとか、家のすぐ近くまで水が近づいて来たとか、停電が何日も続いたのは電力会社の不手際だったという話などが出た。

デザートの段になり、20人程集まったパーティーに10個のケーキが勢ぞろいした。手作りのアップルケーキから、チーズケーキ、バナナタルト、イチゴ・チョコとパイナップル・チョコ、クリームケーキ…しかし、定番のはずのパンプキン・パイは見あたらなかった。

体が冷える寒い冬には、暖炉のそばで甘くておいしいケーキを食べたい。ついこの間、停電のため暖炉に蒔を燃やして暖をとった数日間に思ったことだ。

それは日本の冬に、お汁粉が恋しくなる感覚と同じなのかもしれない。

サンクス・ギビングの早朝、ベーカリーに並ぶ人々(大紀元)

サンクス・ギビング用のケーキ(大紀元)

(山崎)