<真善忍国際美術展作品鑑賞>赤い壁

【大紀元日本2月18日】『赤い壁』は、作者が九死に一生の巨大な苦痛に耐え、恐怖の心理の影から抜け出し、崇高な境地に達した自由な精神を注ぎ込んだ作品である。

作者の張崑崙さんは「真善忍」を修煉し良い人になろうとしたことから、中国共産党の残酷な迫害を受け、鉄のカーテンの背後に中国共産党が如何に卑劣かつ残忍な手段で政権を維持してきたかを自分の目で見た。

この絵は彼が身をもって共産党統治下の中国の現状で感じたことを表現したものである。『赤い壁』は中国共産党独裁政権の象徴と言える。暗くて恐ろしい血の色によって、この政権が無数の人々の肉と血により積み上げられたことを表現している。高い壁と大きな「鎮圧」の二文字は人々に圧迫感を与えるが、壁にすでにたくさんのひびが入り、基礎も崩れそうになっている。独裁政権はもう長く維持できないことを象徴している。

この残酷な迫害の中、大法弟子は真理を堅持し、迫害の真相を伝え、人々の良知に呼びかけている。巨大な苦難に遭い、生命を奪われた人もたくさんいるが、彼らの精神は永遠に輝くであろう。作品が描いている場面は大きくないが、画面の構図技巧と作者の生活に対する深い体験により、きわめて意義深く、激しく迫る勢いがあり、人々の心を震撼させる。

(編集・瀬戸)

真善忍国際美術展>今後の展示予定(2月~4月、関西)

(すべて入場無料)

●2月20日~24日

兵庫県民アートギャラリー 1階特別展示室

午前10時~午後6時

●3月1日~9日

神戸アートビレッジセンター

午前10時~午後10時

●4月2日~7日

西宮市立北口ギャラリー 第3展示室

午前10時~午後7時

●4月8日~10日

大阪総合生涯学習センター ギャラリーA

午前9時半~午後9時半

お問い合わせ: 090-5158-9033 (井田) 090-4490-3514 (山口) 

主催: NPO法人日本法輪大法学会  

協賛: 新唐人テレビ、大紀元時報、希望の声ラジオ

関連記事
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
1271年、モンゴルのフビライ・ハンが元を建て、初めての漢民族以外の皇帝となりました。その後、数十年にわたり、中国はかつてない規模の帝国となり、元は文化の多様性と国際貿易の栄えた時代となりました。
明の最初の皇帝・太祖の生い立ちは、朝廷生活とはほど遠く、彼は朱元璋と名付けられた農民の子供でした。彼は最初、僧侶の道を歩みましたが、モンゴル主導の元が朝廷内の闘争で弱体化する中で反乱軍に参加し、まもなく右に出るもののいない軍事家として才気を発揮することとなりました。
胃酸逆流の症状を抑える等、一般的な胃腸薬を服用している人は、知らず知らずのうちに偏頭痛を発症するリスクを高めているかもしれません。 このような一般的な治療薬と偏頭痛との関連性について、アメリカ神経学アカデミーが発行する「Neurology Clinical Practice」オンライン版に掲載されました。研究では、胃腸薬が偏頭痛を直接引き起こすとは断定されていないものの、両者の間には何らかの関連があるのではないかと考えられています。
子供のいじめ、自殺、暴力・・・昨今、心の痛むニュースが後を絶えません。生まれてきた時は、誰もが純粋で善良だったはずなのに、何が子供たちを悪へと走らせるのでしょうか。人生には学校の教科書から学ぶことのできない、大切な価値観があることを子供たちへ伝えることが重要です。将来を担っていく子供たちに、ぜひ読んでもらいたい物語を厳選しました。