【フォトニュース】自民大勝、ねじれ解消へ

【大紀元日本7月22日】第23回参院選の結果が22日明らかになり、各党の獲得議席は自民(65)、民主(17)、公明(11)、維新(8)、みんな(8)、共産(8)、社民(1)、無所属(2)、諸派(1)となった。

自民・公明両党を合わせると76議席で、非改選59議席を加えると135議席となり、参院における過半数を獲得。衆参のねじれ解消を実現し、全ての常任委員長ポストを独占できる安定多数129議席も上回った。

自民党単独では65議席で、現行の選挙制度下では過去最高となる。改選数1の1人区では、全国31のうち29選挙区を制するなど圧倒的な強さを見せた。また、東京選挙区では激戦の末、27年ぶりの2議席獲得となった。今回の大勝を受け、安部首相は改めて景気回復を最優先課題として取り組む意向を示しており、より一層、経済政策「アベノミクス」の本格化が期待される。

民主党は1人区で全敗し、平成10年の結党以来最低の17議席と歴史的敗北を喫した。同党幹部の責任が問われるなか、海江田代表は続投を表明し、細野幹事長は辞任する意向を固めた。

日本共産党は東京・京都・大阪で勝利し、12年ぶりに選挙区での議席を獲得するなど善戦した一方で、他の野党は大きく伸び悩み、日本維新の会みんなの党は改選議席を上回ったものの8議席にとどまった。

また、社民党は過去最低となる1議席(比例代表)となり、みどりの風生活の党は議席を獲得できなかった。

(翻訳編集・森 豪太)
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