周永康事件「死刑も可能」 軍部元ナンバー2も政変関与か
【大紀元日本12月17日】中国共産党最高指導部の前メンバーの周永康・前政法委書記について、軟禁や司法機関への引き渡しが伝えられているなか、大紀元も司法関係の元高級幹部から、周氏逮捕の情報を入手した。同氏の容疑から死刑の可能性が指摘されており、容疑にかかわったとされる中央軍事委員会の元ナンバー2の徐才厚副主席も取り調べを受けていると報じられている。
大紀元が得た情報によると、周氏が逮捕されたことはすでに高級幹部の間で周知されている。周永康事件の現在の焦点は、いつ、どの形で、どの容疑を発表し、事件の関係図をどの範囲に収めるかとのところにあるという。
周氏の容疑として伝えられている政変への関与に、元中央政治局常務委員の曾慶紅氏や羅幹氏の名も上がっている。薄煕来受刑者とともに江一派の重鎮である2人に加え、一派の中心に据える江沢民氏にも矛先が向かっている。指導部はいま、周氏と3人との関わりをどのように扱うかについてまだ意見が一致していないと同情報筋は話した。
関連記事
国内ではファイヤーフォールを敷き、海外では世論戦を仕掛ける中共。では、中共のプロパガンダをいかに見分ければいいのか。習近平個人への批判は避けたり、法輪功迫害などの人権問題に沈黙する言説を流す人物は、中共の買収されているあるいは影響下にある可能性があると専門家はいう
中国共産党の日本への渡航自粛呼びかけで、打撃受ける中国系企業はどこか
世界が注目。ブルームバーグが選ぶ2026年の旅行先に台湾。夜市の熱気と食文化で、台北が存在感を強めている。
ロシア連邦捜査委員会は22日、モスクワで車爆弾が爆発し、ロシア軍参謀本部の高官が死亡したと発表した。当局は殺人事件として捜査を進めている
香港で12月18日、現金約10億円が奪われる強盗事件が発生。警察は15人を逮捕したが現金は回収されておらず、計画的犯行として捜査を続けている。