中国“高飛び”腐敗官僚 米へ名簿提出で協力求める

【大紀元日本3月27日】中国政府は、米国に逃亡した腐敗官僚ら150人以上の個人情報を載せた優先リストを米当局に提出した。昨夏、中国は米国に対して身柄の確保と引き渡しなどの協力を求める方針をすでに明らかにしており、今回は具体的な行動に出た結果だ。中国政府系の英字紙チャイナ・デーリーが25日に伝えた。

腐敗官僚の海外逃亡先は米国が最多。そのほとんどは横領罪と収賄罪に問われている汚職官僚や国有企業幹部だという。しかし、米中は犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、過去10年間に米国が中国に引き渡した逃亡者はわずか2人に留まる。

中国側は米司法当局とのハイレベル協議の開催などを通じ、捜査への協力を要請する。1月末、フィリピンで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の腐敗対策・透明性向上作業部会で、中米両国首脳は反腐敗協力について会談を行った。

▶ 続きを読む
関連記事
中共がWHO次期事務局長選に政府高官の宋莉を擁立する計画だとロイターが報じた。米国のWHO脱退を背景に、中共による国際機関への浸透や影響力拡大、候補者の独立性をめぐる懸念が高まっている
韓国の金融機関へのハッキング事件で、中国製AIツールARTEXの使用疑惑が浮上。世界約600のIPアドレスで関連する痕跡が確認された。AIによるサイバー攻撃の自動化が進むなか、韓国のセキュリティー関連株も急騰
ドイツ連邦情報局(BND)の元長官が国家反逆やスパイ容疑で逮捕された。約2千点の機密文書が流出した疑いがあり、子供の誘拐事件の捜査をきっかけに発覚
トランプ米大統領は10月5日、リトアニアへの軍事基地設置を検討すると表明した。リトアニア政府はこれに先立ち、関連費用を負担し、米軍の駐留に必要な条件を整える意向を公に示していた。
映画「国家の臓器」の上映をめぐり、台湾の配給会社に脅迫相次ぐ。爆発物を仕掛けるとの脅迫も。6日、責任者は台北でデモと上映会を開催し「恐怖を打ち破る」と上映継続を表明。中国当局による「越境弾圧」を指摘する声も上がっている