英総合医学雑誌、ランセットに掲載された報告書には、ジカウイルスがギランバレー症候群発症の原因の一つであると記されている (Guillain-Barre syndrome)。 ( NOAH SEELAM/AFP/Getty Images)

ジカ熱、ギランバレー症候群を発症させる可能性=英総合医学雑誌

中央および南アメリカ大陸とカリブ海地域で感染が拡大しているジカ熱。妊婦が感染すると胎児が小頭症を発症する危険性はあるものの、それ以外の場合は感染しても重篤な症状を引き起こすことはないと考えられていたが、専門家の最新の研究によると、ジカウイルスがギランバレー症候群を発症させる可能性があるという。

ギランバレー症候群とは極めてまれな急性の神経性疾患で、主に筋肉を動かす神経系が阻害されて四肢に力が入らなくなるという症状が現れ、日本では難治性疾患として国の特定疾患に認定されている。

AFP通信社の報道によると、2013年から14年にかけてポリネシアでジカ熱が大流行した際にギランバレー症候群の発病者が激増したことから、研究チームが両者の関連性について調査を行ったところ、ジカ熱の大流行期間中にギランバレー症候群の発症数が20倍に増加していたとともに、発症した患者の9割が直前にジカウイルスに感染していたことも明らかとなった。

▶ 続きを読む
関連記事
ドバイ発テルアビブ行きのフライドバイ機で発生したハイジャック事件で、負傷したインド人機長は回復している。副操縦士には過激思想の影響が指摘され、当局はUAEやイスラエルなどが動機や組織的関与を調べている
中国のスマートカーが海外市場に急速に進出する中、車載カメラやマイク、GPS、通信システムを巡り、各国でデータや国家安全保障上の警戒が高まっている。現在、英国、米国、ポーランド、イスラエルなどが、それぞれ程度の異なる制限措置を講じている。
米中の高官による会談で、日中関係が議題となった。日本メディアが政府関係者の話として伝えたところによると、トランプ米大統領は中国共産党中共)党首の習近平との会談で高市早苗首相を称賛し、習近平に高市氏との直接対話を促した
現在、韓国の情報機関は、半導体と電池分野の第一線の研究者に対し、技術流出のリスクが高まっているとして、中国からの採用の誘いに警戒するよう呼び掛けている
米サイバーセキュリティー企業によると、中共政権と関係のあるハッカー集団TA419は元ホワイトハウス高官らになりすまし、AI規制や輸出規制を研究する専門家を標的にフィッシング攻撃を行った。米国や日本のシンクタンクなども標的