【ぶらり散歩道】–東京篇– 待乳山聖天
東京メトロ銀座線の浅草駅から江戸通りを歩いて10分、浅草寺一山支院の一つ待乳山聖天・本龍院に着く。壁沿いにある6体の石仏の中には、「見ざる、聞かざる、言わざるの三猿」の碑も片隅にあり、それらを見ながら歩を進める。
門を潜ると、右手には足利時代の作と推定される出世観音、左手には子育て地蔵として信仰されている歓喜地蔵尊が建ち、前方の階段上には本堂が望める。本堂正面には「聖天宮」の扁額が掲げられていて、神仏習合的な信仰が脈々と息づいていることがわかる。待乳山は江戸時代から風光明媚な名勝として有名で、歌川広重の東京名勝図会にも描かれている。現代では、東京スカイツリーが境内から真近かに見ることができるのがうれしい。また、駐車場から境内までの超短いスロープカーがあるのにはびっくりした。
本堂右後ろには、元禄時代の歌人、歌学者・戸田茂睡(1629~1706)の歌碑「あはれとは夕超えてゆく人もみよ まつちの山に残すことの葉」が建っている。目立たない場所に建っているので気づかない人が多いようである。
関連記事
たった2週間で体重が最大5kg減、ウエストも約3cm細くなった人も。砂糖と精製でんぷんを抜き、週3日運動するだけの「322シュガーフリー・ボディリセット」と4分間ワークアウトを紹介します
西暦705年創業、世界最古の旅館・慶雲館。建物や時代が変わろうとも、変わらぬ「もてなしの心」を守り抜く姿から、日本の老舗企業が幾世代にもわたり受け継いできた事業承継の魂と「不易流行」の本質を紐解く
心臓病対策というと、コレステロールや薬を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし近年の研究では、運動と睡眠が骨髄の炎症性細胞や動脈プラークに働きかける可能性が示されています。費用のかからない日々の習慣が、心臓を守る力になるかもしれません
誰に教わることもなく精巧な巣を編み上げる鳥たち。スズメ大の鳥が築く百年続く巨大な「命の都」を手がかりに、単なる「本能」という言葉では片付けられない生命の驚異と、万物が織りなす壮大な調和の神秘に迫る
「炭水化物は炎症を引き起こす」は思い込みかもしれません。サツマイモ、豆類、そば、キヌア。正しく選べば、炭水化物は炎症を抑える強い味方になります。栄養士が教える食べ方と簡単レシピも紹介します