トランプ大統領誕生で世界がどう変わるか=中国問題専門家分析
日本時間9日午後16時半頃、米国大統領選挙の共和党候補、ドナルド・トランプ氏の選挙人(538人)獲得数が過半数の270人を上回り、民主党候補のヒラリー・クリントン氏を破り、第45代大統領となることが確実になった。
そこで、次期トランプ政権の下、世界情勢がどのように変化するのか―――在米中国政治評論家の石蔵山(せきぞうざん)氏が以下のように分析した。
グローバル化の後退
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世界が注目する米国大統領選挙の投票日まで残り48時間だ。民主党候補のヒラリー・クリントン氏と共和党候補のドナルド・トランプ氏への国民支持率が拮抗している中、メキシコ、中国、日本、欧州連合(EU)などの各国政府はトランプ氏の当選に不安と警戒を増している。6日中央社が報じた。
日本時間11月9日16時33分、米国大統領選挙の投票結果が発表された。共和党候補のドナルド・トランプ氏が538人の選挙人のうち270人以上を獲得して第45代アメリカ合衆国大統領に就任することが確実となった。また、共和党では上下両院で勝利し、ねじれが解消された。
米国国務省のマーク・トナー副報道官は9日の記者会見において、「トランプ氏が大統領になっても今後の日米同盟の重要性は変わらない」と強調した。