日本、対北「独自制裁強化」=菅官房長官

菅義偉官房長官は22日午前の記者会見において、北朝鮮が昨日に行った弾道ミサイル発射実験について、日本政府は今後独自制裁を強化していく姿勢を示した。

菅官房長官は、北朝鮮のミサイル発射を「挑発的言動を繰り返すのを断じて容認できない」とし、今後日本政府の対応として「北朝鮮の核とミサイル開発を阻止するために、北朝鮮の外貨収入を減少させるとともに、核・ミサイル関連の貨物や技術の移転を防止することも重要だ」「国連安全保障理事会決議の実効性を確保するとともに、我が国独自の措置を徹底する」と述べた。

また、「我が国の独自制裁を今まで発表している。そこをさらに深掘りして厳しく行っていくことが大事だ」「同時に、金融に関して日米が連携しながら、しっかりと対応していくことが大事だ」とも話した。

(編集・福田 春代)

関連記事
  イギリス政府は、中国共産党のスパイ活動に対する懸念から、2025年4月までに国内の重要施設からす […]
極真会館の長谷川道場出身、纐纈卓真氏にインタビューした。その強さの秘密を聞いてみた。また、インタビューの間に空手についての情報を挿入してゆく。
元米国務長官マイク・ポンペオの中国政策上級顧問、シンクタンク、ハドソン研究所の中国分析センター所長である余茂春氏は、「中国共産党の最大の弱点は人権」とし、「米国が中国との関係で優位に立つためには、この点を狙わなければならない」と明らかにした。「人権問題は中国と米国の関係、さらに中国と他のすべての国の関係に大きな影響を与えるだろう」と強調した。
4月24日、米宇宙コマンド司令官スティーブン・ホワイティング大将が日本を訪れ、中国の宇宙軍事力の異常な増強に対して警告を発した。ホワイティング司令官は木原防衛相、統合幕僚監部議長、航空自衛隊長や航空宇宙事業本部長等の要人と対話し、宇宙領域における日米同盟のさらなる強化に向けた協力を確認した。
鬼木誠防衛副大臣は29日、フィリピンを訪問し、同国のテオドロ国防相と会談した。日本がフィリピンに供与する移動式警戒管制レーダー2基目の引き渡し式典にも出席した。東アジア地域における中国共産党の拡張に対して連携して抑止を図る。