英議会、FBのロシア関連広告調査へ 国民投票や総選挙巡り

[ロンドン 24日 ロイター] – 英議会のメディア関連委員会は、交流サイト最大手の米フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に書簡を送り、英国の欧州連合(EU)離脱が決まった2016年の国民投票と今年の総選挙前後に広告を掲載したロシア関連アカウントの情報を提供するよう求めた。

偽ニュースに関して調査しているデジタル・メディア・スポーツ委員会のコリンズ委員長は書簡で、この要請は「他国の政治的議論に介入するためにフェイスブックのようなプラットフォームを悪用する外国関係者の役割に焦点を当てるもの」と説明。

ロシア関連アカウントが掲載した広告文や広告対象、閲覧回数などの情報を提供するよう求めた。

米フェイスブックは今月2日、ロシア関連のアカウントが掲載した政治広告について、昨年の米大統領選挙の前後数カ月間に米国内約1000万人のユーザーが閲覧したと明らかにした。

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