豪議会、二重国籍問題で8人目の辞職

[シドニー 14日 ロイター] – オーストラリア・タスマニア州の無所属議員、ジャッキー・ランビー氏は14日、英国との二重国籍を認め、正式に辞職すると述べた。豪議会で二重国籍が問題となった議員はランビー氏で8人目となる。

ランビー氏は父親がスコットランド生まれで、自動的に英国籍が与えられていた。すでに辞職した議員のうち複数人が同様の境遇にあり、政治アナリストは、これからも議員辞職が増える可能性があると指摘している。

ランビー氏は即座に英国籍を放棄し、議員復職を目指す意向を示した。

二重国籍問題はターンブル政権にとって痛手となっている。13日に公表された調査では断固とした行動がみられないとして、支持率が最低水準を更新した。

関連記事
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。