原油先物ほぼ横ばい、米産油量増加が重しに

[シンガポール 14日 ロイター] – 14日のアジア時間の取引で、原油先物はほぼ横ばいで推移した。石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産と中東での緊張の高まりが引き続き支援材料だが、米国内の産油量増加が相場を押し下げた。

0127GMT(日本時間午前10時27分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.03ドル安の1バレル=63.13ドル。米原油先物<CLc1>は0.04ドル安の56.72ドル。

原油先物は前週、2015年以来の高値を更新したが、トレーダーらは市場の勢いがやや鈍ったと指摘。

先物取引仲介会社アクシトレーダーのチーフマーケットストラテジスト、グレッグ・マッケナ氏は「落ち着いた動きになっている。OPECは需要見通しを引き上げたが、その効果は米石油掘削リグ稼働数によって相殺された」と分析した。

「相場は一時休止あるいは調整を必要としているようだ」と述べた。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。