カタルーニャ州議会選、独立賛成派が過半数割れへ=世論調査

[マドリード 4日 ロイター] – 世論調査によると、スペイン北東部カタルーニャ自治州の州議会選挙(定数135)を21日に控え、独立賛成派の政党が過半数を割り込む見通しであることが分かった。政府系調査機関CISが4日明らかにした。

独立賛成派の政党では、ジュンツ・パル・カタルーニャ(カタルーニャのための連合)が25―26議席、カタルーニャ共和左派(ERC)が32議席、独立強硬派の左派である人民連合(CUP)が9議席獲得する見通し。合計すると66―67議席となり、過半数をわずかに割り込むことになる。

一方、与党の国民党(PP)は7議席にとどまり、社会労働党が21議席、市場寄りのシウダダノス(市民党)が31―32議席を獲得する見込み。急進左派ポデモスのカタルーニャ州における選挙連合であるCatComu-Podemは9議席の見通し。

関連記事
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。