訪朝中の国連事務次長、米政府のメッセージは持たず=国務省

[ワシントン 5日 ロイター] – 北朝鮮を訪問している米国務省出身のフェルトマン国連事務次長(政治局長)は、米国政府からのメッセージを携えていないもようだ。同省が5日明らかにした。

事務次長は以前、同省で近東担当次官補を務めていた。

同省のヘザー・ナウアート広報官は記者団に対し「フェルトマン氏が国連での役割のもとに北朝鮮を訪問することは、無論承知している」と発言。「同氏は、米国政府の代理として訪問しているのではない」としたうえで、「米国政府からのいかなるメッセージの類も携えてはいないことを明確にしておきたい」と述べた。

*カテゴリーを追加します。

関連記事
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。