ロシアは米中間選挙に介入の用意、米治安当局が警告

[ワシントン 22日 ロイター] – 米治安当局は22日、ロシアが11月の中間選挙に介入しようとしているとして議会に警戒を促した。

国土安全保障省や連邦捜査局(FBI)などの高官が40─50人の下院議員にブリーフィングを行い、選挙を監督する州・市政府機関は脅威に備える必要があると訴えた。

ニールセン国土安全保障長官は記者団に、ロシアが引き続き外国の選挙に影響を及ぼそうとしていると指摘した。ただ特定の選挙区に照準を合わせている証拠はないと述べた。

また中国やイランなどロシア以外にも米国の選挙に介入する能力のある国の動向も注視していると明らかにし「準備しておく必要がある」と強調した。

下院情報特別委員会のシフ筆頭委員(民主党)は記者団に、連邦政府は選挙システムへのハッキングを発見したら直ちに州政府に連絡する必要があると指摘した。

また情報関連当局とハイテク企業の間に「リアルタイムの情報チャネル」を設け、ロシアがフェイスブック<FB.O>などに偽の情報を掲載したら企業に通知がいくような仕組みをつくりたいと述べた。

関連記事
賊を捕らえるにはまずその頭目を捕らえよ―。孫子の残した、兵法三十六計のなかの言葉だ。問題を解くには、その重点を捉えなければならない。中国社会の安定には、裏舞台で権勢を振るう江沢民・元国家主席の逮捕が不可欠だ。大紀元は評論として、その背景を伝える。
中華民族は重要な転換点に差し掛かっており、中国共産党による約百年の踏みにじりと侮辱と破壊のため、いまや深刻な危機に陥っている。共産党による民族と国民への迫害の制止を急がなければならない。現在中国の情勢は未曾有の変化をみせている。この特殊な時代において、「豪傑の士」が時勢に沿って偉業を成し遂げれば、中華民族を明るい未来へ導くことができる。それについては、特別な立場にいる習近平氏は実に優位にあり、天意に沿って行動し、共産党を捨て、民族の危機を回避させることができれば、歴史にその名を刻むことができる
トランプ新内閣の国務長官候補に上がっているダナ・ローラバッカー(Dana Rohrabacher)下院議員は11月28日、ロサンジェルスで新唐人テレビのインタビューに応じた際、もし自分が国務長官になることがあれば中国政府による法輪功学習者からの臓器狩りを止めさせ、多くの人が信仰の自由を持てるようにしたいと述べた。  
米連邦議会議員の間では、中国共産党政権に対する懐疑的な見方が強まっている。共和党ダナ・ローラバッカー下院議員はワシントン市内で開かれた「中国における人道犯罪と脱党ムーブメント」に参加し、中国共産党の圧政について言及した。
カール・マルクスほど現中国の思想・制度作りに影響を与えた人物はいない。中国が共産党国家になった1949年以降に生まれた中国人は皆、小学校入学の時に「共産主義のために命を捧げ
マルクスが演劇『オーラネム』などの作品を書いた頃は、まだ社会主義の理念を持っていなかった。それどころか、彼は社会主義に激しく反対していた。「ライン新聞」の編集長だったマルクスは次のように書いた。「単に理論的なものであっても、共産主義の存在は許せない。実践などはとんでもない…」
政府はこのたび、年次の外交青書を発表した。東アジアの安全保障と日本に対する脅威について、北朝鮮のほか中国に関して多く記述。「中国の透明性を欠いた軍事力の強化と一方的な現状変更」は断じて認めないとし、関係国との連携を強化しながら意思疎通を強化していくとした。