米メディアによると、facebookが中国通信大手のファーウェイを含む世界各国約60社の企業に、同社サービスを利用するユーザーの個人データにアクセスできる特別な権限を与えている。(LOIC VENANCE/AFP/Getty Images)

Facebook、中国通信大手・華為にユーザー情報を提供=米紙

このほど、米ソーシャルメディア大手Facebookが、中国の企業との間で、Facebookユーザーの個人情報を提供していることが明らかになった。なかには、中国諜報機関のために情報収集するとされる通信大手の華為技術(ファーウェイ)が含まれている。

米紙ニューヨークタイムズ(5日付)によると、同社は世界各国約60社の企業との間で、データ情報を共有するとの契約を結び、ユーザー個人データにアクセスできる特別権限を与えている。60社のうち、ファーウェイのほか、パソコン最大手の聯想集団(レノボ)、スマートフォンメーカーのOPPO(オッポ)、家電大手のTCL集団などの中国企業が名を連ねる。

報道によると、少なくとも2010年からFacebookがファーウェイに特別なアクセス権限を与えている。同社は、今週中にファーウェイとの取り決めを終了させるとした。また、近く他の中国企業とのデータ共有も停止するとの意向を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の経済学者らは、地方政府の債務問題が不動産不況以上に深刻だと警鐘を鳴らした。企業間の連鎖債務は約30兆元に上り、金融機関や不良債権処理会社にもリスクが広がっている
米軍がホルムズ海峡で新たな兵器を投入した。1回の攻撃にかかるコストは、ミサイルを発射するよりはるかに安いという。
中国は人型ロボットを次の成長戦略に据え、政府調達と補助金を大幅に拡大している。一方、現場では低い作業効率や学習データ不足、収益化の困難が残る。国家主導の量産競争は、新たな過剰生産を招くのか
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
トランプ米大統領が、習近平を異例の歓迎。米中首脳会談では台湾、レアアース、軍備増強、イラン支援など、両国の核心問題が議題となる見込みだ。