北朝鮮非核化は今のところ計画通り=河野外相

[東京 3日 ロイター] – 河野太郎外相は3日都内で開かれた講演会で、北朝鮮の核・ミサイルを巡る米国との交渉について、米国が軍事行動を選択する可能性もゼロではないものの、現時点では計画通り平和裏に進んでいくとの見解を示した。会場からの質問の答える形で発言した。

河野外相は、今後期待される北朝鮮の非核化計画(プランA)が順調に進展しない場合、米国の他の選択肢について、日本政府が事前に協議しているかを問われた。

河野氏は、プランAからZなどのさまざまな選択肢のなかで、「プランZというのは多分相当な破壊を伴うものだから、どの国も(実現して欲しく)ないと思っている。しかしトランプ大統領ならプランZを選択する可能性はゼロでないという状況なのだろう」と述べ、米国側に軍事オプションがあることを認めた。その上で「今のところプランAで進んでいる」と述べ、予定通り平和裏に非核化は進展しつつあるとの認識を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している